東京出張③ 国会議事堂
今回の研修イベント終了後、国会を見学させてもらうことができました。これも今回参加したメンバーのうちの1人の先生が段取りをしてくれて実現しました。25名くらいの団体で行きました。霞ヶ関や永田町へ初めて行きました。
以前は、申し込みをすれば見学ができましたが、2001年のアメリカでのテロ事件以来、国会議員の紹介等がなければ見学ができなくなっているそうです。日によっては、1日に数千人が来ることもあるそうです。
国会議事堂は、正面から見て左右対称に建てられており、向かって左が衆議院、右が参議院です。大正9年から建築が始まり、昭和11年に完成したそうです。今回は衆議院を見学しました。建築材料は極力国内のものが使われており、柱や石垣には大きな大理石がたくさん使われていました。また柱の中には、化石が含まれていました。
国会議事堂の通路は、いたるところに赤じゅうたんが敷き詰められており、数年に一度は新しく付け替えられるそうです。
この日は本会議もなく、委員会も午前中で終了していました。衆議院には17の常任委員会と7の特別委員会があるそうです。予算委員会とかって言葉、テレビで言ってますよね。これのことです。
本会議場も見せてもらいました。天井はイギリスのステンドグラスが敷き詰められており、建築当時での最高の材料が用いられてたそうです。座席も総理大臣席、大臣席等決められており、傍聴席も、天皇陛下の座る席、貴賓席、一般席、記者席など指定されておりました。
また、国会の開会式には天皇陛下が出席されるそうです。その開会式ですが、参議院(戦前の貴族院)で行われることになっております。国会の中には御休所といって、天皇陛下の待機される部屋があります。また、国会の入り口は、中央玄関と衆議院・参議院の玄関がそれぞれあります。
最後に国会の庭を歩いて見学は終了しましたが、47都道府県の木が植えられております。
永田町・霞ヶ関は大阪にはない独特の雰囲気が感じられました。