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Posted by 京つう運営事務局 at

2007年10月28日

平成20年度 税制改正

10月に入って、新聞等で平成20年度の税制改正の議論が盛んに報道されております。
毎年12月の中頃に発表される税制改正大綱が出るまではどうなるか分からないですが、現時点で議論されているところで主なものを書き出しました。参考にしてみて下さい。(日本経済新聞の記事より抜粋)

①中小企業の株式の評価軽減
 これは、非上場の同族会社の株式を相続により取得する場合には、その評価額の80%を軽減するものです。相続があった場合、被相続人が事業を営んでいた土地や同族会社の事業に使われていた土地は一定の条件の下80%の評価減がありました。しかし、同族会社の株式については、現在10%の評価減しかありません。例えば同族会社の事業に使われている土地がオーナーの名義なら80%評価減できるのに対し、会社名義の土地である場合は会社の株式に対し10%しか評価減されないというケースがあります。創業数十年経過している会社では、親から子への事業承継をする時に、相続税の負担が重くなるケースが今後増えてくると思われますので、この制度ができると事業承継がスムーズに進むものと思われます。

②ふるさと納税
 都会に住む人が自分のふるさとの自治体に寄附をした場合、5,000円を超える部分の金額を本来納める住民税から控除(住民税の1割が限度)。実際には、納める自治体は自由に選べるので、自分の出身地の自治体にしか納められない訳ではありませんが、納税者に税金を払う自治体の選択権が与えられることになり、ユニークな制度となっています。

③株式譲渡益・配当課税の見直し
 平成15年より、上場株式の譲渡益・配当については、本来の税率20%から10%に引き下げられています。当時の株価低迷を理由に導入されました。本来は平成19年度末までに本来の税率に戻る予定でしたが、1年延期されております。これを廃止するか、延長するか、これからさらに議論されるようです。

④消費税率引き上げ・法人税率引き下げ
 消費税の引き上げは、年金財源の不足などの問題から以前から話しに上ってますが、今回は見送りになりそうです。経済界などが要望している法人税率の引き下げも今回は見送りになるようです。税金の負担については、全体的な議論がまだできておらず、今後どのような議論がされるか注目していきたいですね。
  


Posted by 泉田 裕史 at 18:18Comments(0)

2007年10月21日

松下電器産業 森下洋一氏

 4月から、所属する税理士の団体であるTKC全国会と関西学院大学が共同で開催している新月プログラムという会計学と法律の講座が13日の土曜日に最終回を迎えました。4月から月に9時間、授業を受けてきました。(仕事で途中抜けることも少しはありましたが)無事修了証を頂きました。
最後の講義は松下電器産業の森下洋一相談役のお話でした。

 森下氏は昭和32年に松下電器に入社、その後取締役社長、取締役会長を歴任され、現在相談役。今年で入社50年になるそうです。公職は関西経済連合会副会長、関西学院副理事長、その他にトヨタ自動車社外監査役などの要職をされているとのことです。
松下電器は1918年(大正7年)創業、今年で89年。全世界での売上は9兆円超、グループ従業員は33万人もいるそうです。すごい規模ですよね。

 この日は、松下電器の経理制度のお話をして下さいました。

 経理制度の中には、財務管理と経理管理があり、財務管理の中には内部資本金制度と資金管理制度というものがあるそうです。経営管理の中には事業計画制度と業績制度があるそうです。
 ①内部資本金制度・・・各事業場の長が収益管理と財務管理の責任と権限を持ち、自主自立の運営を行う制度。
 ②資金管理制度・・・これは、資金がいかに効率よく調達され、運営されるかを制度的に裏づけ、会社の財産の健全性をチェックするものであり、経営を財務面から見極める制度。資金調達は社内銀行で厳しい審査をパスしないと不可能で、何か新しいプロジェクトをしようとする時には、その事業部の自己責任が課せられ、本社からの社内借入を義務とするとのこと。計算上の話ですが、金利の計算もあるそうです。
 ③事業計画・・・社長の方針による実行計画で、社長と各事業部の長とで経営契約を交わすそうです。各事業部の長の計画の積み上げが世間に公表される事業計画となるとのことです。
 ④業績評価・・・従来は成長性・収益性・キャッシュフロー等を加味して評価していたそうです。これが今度は成長性とCCM(企業が外部から資金提供を受けて経営する上で、最低必要である利益)、つまり資本コスト重視の経営を評価基準にしていくそうです。

 さらに、各事業部には、経理担当の社員さんが所属し、計画通り事業が進んでいるかをチェックし、所属する事業部の長に助言したりできるそうです。

 お話を伺っていると、一つの会社の中にいくつも会社がある感じがしました。しかし、各担当者に丸投げではなく、計画が達成されるよう、色々な仕組みづくりがされていると感じました。
 松下の哲学は「変わらぬ理念・変わりゆき方途(同族以外の人材登用)」とおっしゃってました。これが経営理念の拠り所であり、なぜ社長に任命されたか、という質問には「松下の理念にぶれなく実行できる人材かどうかが最大の基準だろう。自分もその基準に従って後継社長を指名した。」とおっしゃってました。 
 企業を支えるのは人材であり、経営理念の実践者の育成の大切さ、モノを作る前に人材を作ることが大切だともおっしゃってました。人材を確保して企業を大きくするには、会社の内部留保の確保がないと、バランスシートから見た会社の評価が上らない。節税もほどほどに、との話をされ、約1時間ほどの講演が終了しました。

 あっという間の講演でしたが、会社を大きくするには、社員一人ひとりが力を合わせること、みんなが「自分の会社である」という意識を持てるような会社にすることが事業の繁栄につながるんだなと強く感じました。
  


Posted by 泉田 裕史 at 17:44Comments(0)

2007年10月16日

京都サンガVSセレッソ大阪

 14日の日曜日、京都の西京極陸上競技場でサッカー観戦をしてきました。カードは京都サンガVSセレッソ大阪。セレッソ大阪を応援するためなんですが、もうセレッソを応援して14年目。セレッソ大阪のチームができた頃から応援しています。そのセレッソですが、今年はJ2の舞台で戦っております。去年に2度目のJ2降格を経験し、今年は再度1年でのJ1復帰を目指しています。

 今年はシーズン前半は負けが込み、監督交代もあり、でも夏場は盛り返して、現在5位。対する京都サンガは3位。J1復帰のためにはどちらも負けられない一戦。この日は知人からメインスタンドの指定席のチケットを頂き、普段と違いじっくり観戦しました。さて、試合は序盤は京都サンガペース。監督が更迭され、意地でも勝ちたいサンガにセレッソは押され気味。前半25分に先制点をとられ、後半に突入。後半開始直後、サンガの選手がこの日イエローカード2枚で退場。そこからセレッソの猛攻が続きます。しかしなかなかゴールが決めれず、後半31分にワンチャンスからサンガに2点目を取られてしまいます。後半40分で2対0。敗色濃厚となってから2点を取り返し、結果は2対2の引き分け。

 よく追いついたものの、後半の内容を見ていると勝っておかないといけない試合。嬉しさと悔しさが残りました。14日の試合を終えてJ1自動昇格となる2位の東京ヴェルディまで勝ち点差8、入れ替え戦出場の3位のベガルタ仙台まで勝ち点差4。J1復帰に向けてはまだまだチャンスがある位置。次回の試合は3位のベガルタ仙台。正念場が続きますが、これを乗り越えてJ1復帰を掴み取ってもらいたいものです。
  


Posted by 泉田 裕史 at 08:32Comments(0)

2007年10月16日

信州②

 2日目ですが、CMでもお馴染みの養命酒駒ヶ根工場を見学してきました。最近養命酒のCMを僕はお目にかかってないんですが、緑がきれいで、工場の敷地の中には小川が流れています。その養命酒の歴史の映画を見せていただきました。創業は1602年、徳川幕府の始まる前の年だそうです。村の人が、旅人が倒れているところを助けてあげ、その旅人から薬を作る方法を教えられ、その薬を村人に飲ませてあげるうちに、その薬の噂が広がり評判となったそうです。その薬を江戸幕府に差し出したところ、徳川幕府から「養命酒」という名前を与えられたそうです。それから400年。いまだに作られ続けているんですね。400年という長い年月、飲まれ続けているとはすごいですね。
 


その後、りんご畑に立ち寄り、りんごを1個丸かじりしました。その後、馬籠宿へ行きました。小説家、島崎藤村の記念館があるところです。昔は長野県の村だったそうですが、平成の大合併によって岐阜県中津川市に編入されたそうです。天気も良かったので、観光客もたくさんいました。そこで手焼きせんべいを食べました。しょうゆ味だったんですが、これがホントに旨い!家で食べるものを思わず買ってしまいました。その後昼ごはんを食べ、恵那峡へ移動しました。恵那峡は、木曽川に大井ダムが作られ、それにより造られた人造湖だそうです。多いダムは日本最初のダム式水力発電所だそうです。恵那峡の遊覧船に乗り、さまざまな岸壁がみられました。自然の力のすごさを見ることができました。

この日も色々なところを観光し、家路につきましたが、旅行に行く度に、日本にも色々なところがあると感じられます。


  


Posted by 泉田 裕史 at 08:31Comments(0)

2007年10月12日

信州1

 先週末、南信州・木曾方面へ1泊で旅行へ行ってきました。

 初日は中央アルプス、2日目は養命酒の工場・りんご狩り・馬籠宿に恵那峡と盛りだくさんでした。
初日の昼食ですが、ソース味噌カツって皆さん食べたことありますか?味噌カツは関西でもメニューにありますが、ソース味噌カツは初めて見ました。写真の通り、ガッツリ食べていかないと、完食できない感じがするでしょ?下にごはん、上にカツ、その間にキャベツの千切り。食べ応えは文句なし!ちゃんと完食しましたよ。
 

 その後、ロープウェーに乗って、中央アルプスへ登りました。中央アルプスといえば千畳敷が有名で、特に秋の紅葉の時期の景色は最高だそうです。今年は夏の猛暑の影響で、まだ紅葉には少し早かったのですが、この千畳敷の景色が好きで何回も訪れるかたもいるくらいだそうです。ロープウェーを降りて、そこから山頂まで登山道と遊歩道があり、せっかくなんで遊歩道を歩き出しました。ところが、すぐ道が急になり、石の段を上るような感じになってきました。そのうち人影もまばらに・・・間違えて登山道に入ってたんですね。すぐに引き返しました。日頃の運動不足の解消には少しはプラスになったと思います。
 その後千畳敷のあたりを散策しましたが、標高2,600メートルもあるので結構寒かったですね。気温も10数度でした。帰りのバスでは野生のサルがガードレールに座っていたりもして、自然を満喫できました。

 
 宿泊は、駒ヶ根のホテルやまぶき http://www.yamabuki.jp/ さんにお世話になりました。夕食ですが、松茸の会席料理。秋といえば松茸。この地域では松茸がとれるそうで、天ぷら、造り、どびんむし等々、美味しいものをいただきました。これは完食はできず、少し残してしまいました。

  


Posted by 泉田 裕史 at 09:16Comments(0)

2007年10月07日

コンビニ納付

10月7日付の日本経済新聞朝刊に、国税の納付が来年1月にもコンビニエンスストアでできるようになる見通しであるという記事がトップに出ました。コンビニだと、平日に銀行や税務署にいけない人も、夜や休日に納付が簡単にできるようになり、利便性が向上するだろうという内容です。一部の金融機関を除き、平日の午前9時から午後3時までしか窓口が空いていないことを考えると、かなり便利になろうかと思います。個人の所得税や消費税は自動引落もありますが、滞納税金の回収をさらに進めるため導入をするということも導入の理由にあるそうです。金額の上限は30万円で、これは、ここ
最近頻発しているコンビニ強盗等の犯罪の危険性を考慮したものだと思われます。

国税庁では、電子申告及び電子納税を推進していますが、普段税金のことに触れることのない人が自分ですべてを完結するのは、なかなか大変なものです。確定申告の時期になると、サラリーマンやOLの方でも、副収入があったりすると確定申告が必要な人は、会社を1日休んで税務署や市役所等の出張相談に来て、申告書を完成させているのが現状で、ここ数年、都心部の税務署は2日間だけ日曜日の開庁をするようになりましたが、まだまだ利便性の向上の余地はあると思います。

ただ、自分で申告書を完成できる人は、申告書だけ先に郵送等で提出をして、後日税金をコンビニで支払うってことが可能になり、仕事を休むといったことをしなくてもいいことになりますね。

みんなの貴重な税金、納める義務もありますが、使われ方も大事ですね。
  


Posted by 泉田 裕史 at 19:49Comments(0)

2007年10月02日

Windows Vista

 我が事務所にもWindows Vistaのパソコンが届きました。今話題の重さ1キロ以下(ちなみに僕のは850グラムくらいのようです)で、DVDドライブ内臓ということもあり、7月に購入の申し込みをしていたんですが、超人気商品で部品の生産が追いつかず、9月末の到着になりました。

 でも2ヶ月待った甲斐はありますね。ノートパソコンって、A4サイズで3~4kg、B5サイズでも2kg弱あるんですが、電車で移動する時って重いですよね。特に書類を入れる鞄を持って、さらに雨が降ったりすると最悪(泣)。もう電車では移動できません。車で、ってことになるんですが、大阪市内での移動となると、これがまた大変。高速代、駐車場代はかかるし、駐車場へ止めにいくのに手間がかかりますよね。大阪市内を車で移動されてる方はご苦労されてると思います。特に駐車違反の取締りが厳しくなっているので、ほんの数分路上駐車しただけで反則切符をきられますし。

 Vistaパソコンはまだ少しさわっただけなんですが、従来のWindows XPとは少し勝手が違い、苦戦しております。パソコンに精通している方ってどうやって勉強しているんでしょうね。人によっては、市販のパソコン本を買って勉強される方も多いようですが・・・
 効果的な勉強方法をご存知の方がおられたら、ぜひご一報を。宜しくお願いします!
  


Posted by 泉田 裕史 at 16:41Comments(0)